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報道関係者向けのニュースリリース

 

ニュースリリースの内容は発表時のものです。最新情報と異なる場合(生産・販売の終了、仕様・価格の変更、組織・連絡先変更等)がありますのでご了承ください。

カナダのバイオベンチャーAppili社に
抗真菌薬の候補化合物「T-2307」の海外での開発権・販売権を導出

2019年11月21日

富士フイルム富山化学株式会社

富士フイルム富山化学株式会社(本社:東京都中央区/社長:岡田 淳二、以下 富士フイルム富山化学)は、11月21日、カナダのバイオベンチャーAppili Therapeutics(以下、Appili社)と、抗真菌薬の候補化合物である「T-2307」の海外における開発権・販売権等を導出する契約を締結しました。本契約の締結により、「T-2307」の開発権・販売権等をAppili社に譲渡するとともに、同社から開発マイルストンおよびロイヤリティを受領します。

「T-2307」は、富士フイルム富山化学が創製した抗真菌薬の候補化合物です。「T-2307」は、真菌(*1)が同剤を能動的に取り込み、真菌細胞内でミトコンドリア(*2)の機能が選択的に阻害される新しい作用機序を有します。

富士フイルム富山化学は、真菌が各種臓器に感染する深在性真菌症(*3)を対象に新薬研究を進める中で、「T-2307」が実験動物等を用いた非臨床試験で薬剤耐性真菌を含む真菌に有効性を示すことを確認しました。さらに米国で臨床第Ⅰ相試験を実施するなど、「T-2307」の臨床開発を進めてきました。

今回契約を締結したAppili社は、2015年に設立されたカナダのバイオベンチャーで、感染症領域に特化した治療薬の研究・開発を行っています。本年7月にはトロント市場に上場し、新薬開発を加速させています。Appili社は、今回の契約締結を通じて、有効な治療薬が求められているクリプトコッカス脳髄膜炎(*4)を対象に「T-2307」の臨床第Ⅱ相試験を進める計画です。

富士フイルム富山化学は、「感染症」を重点領域の一つとして、独自の作用メカニズムを持った治療薬の研究・開発を推進しています。引き続き、革新的かつ高付加価値の医薬品の提供を通じて、社会課題の解決に貢献していきます。

*1 「カビ」や「酵母」と呼ばれる微生物。通常真菌の多くは人に対して無害であるが、免疫機能が低下した人に感染すると真菌症を発症させる。

*2 細胞内にある、膜に覆われた細胞小器官の一つで、細胞の活動に必要なエネルギーを産生する。

*3 真菌が、肺や肝臓、脳など体の深部に侵入することにより発症する感染症。骨髄や臓器移植時の免疫抑制剤や長期間のステロイド剤の投与、HIV感染などにより宿主の感染に対する防御能が低下した時に起こる日和見感染症(通常、健康な人には病原性を発揮しない病原体により引き起こされる感染症)の一種。主要な原因菌は、カンジダ属やアスペルギルス属、クリプトコッカス属などの真菌。

*4 クリプトコッカス属の真菌を原因菌とした脳髄膜炎。免疫不全状態の場合に、呼吸器から侵入したクリプトコッカス属の真菌が、血液を介して脳髄液に侵入し、脳髄液中で増殖することで、脳を覆う髄膜に炎症が起こる。2018年8月に米国FDAは、治療薬開発が必要な熱帯感染症にクリプトコッカス脳髄膜炎を追加し、薬剤開発を促進するためのプログラム(Priority Review Voucher:承認申請時に優先審査を保証する権利)を設けている。

<富士フイルム富山化学株式会社>

富士フイルム富山化学株式会社は、放射性診断薬及び治療薬を研究・開発・製造・販売する富士フイルムRIファーマ株式会社と、低分子医薬品の研究・開発・製造・販売を行う富山化学工業株式会社が2018年に統合し発足した会社です。現在、新薬の研究などを行う富士フイルムとも連携し、アンメットメディカルニーズが高い「がん」「中枢神経疾患」「感染症」領域において、新規の放射性診断薬・治療薬、独自の作用メカニズムを持った治療薬の開発を行っています。また、必要な量の薬物を必要な部位に必要なタイミングに送達するドラッグ・デリバリー・システムを応用展開した新薬開発も推進しています。今後、診断薬のみならず、富士フイルムが持つ体外診断機器・試薬なども活用し、疾患に対する「診断」から「治療」のトータルソリューション展開を拡大させていきます。

富士フイルム富山化学株式会社の詳細情報は、http://fftc.fujifilm.co.jp/をご覧ください。

プレスリリースは下記のリンクからご覧いただけます。

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